らせん流メルマガ バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2026/05/14(木) 18:00 | 「体」は「軆」だった/らせん流/小松美冬 |
○○さん
こんにちは。
らせん流の小松美冬です。
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「らせん流」にご縁のあった皆さまに、
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あっという間に、
柿の葉が大学生くらいの逞しさになってきました。
今週末から夏日和とか。
今のうちに外で動いて暑さに
体を慣らしていきたいものです。
さて、今号は、
「からだ」はどう表記すると落ち着くかについてです。
【「体」は「軆」だった】
いわゆる肉体のことを「からだ」というわけだけど、
それにどんな字を使うか、ずっと悩んできました。
日本語の「からだ」の旧字体は「骨」と「豊」から成るとも言われる「體」。
今一般的に使われている「体」は、戦後の新字体で広まったもの。
だから、「体」ではなく「體」を使う身体運動の専門家たちも多いのです。
また、肉体を「からだ」というのは明治以降で、
江戸時代は「身」。
「身」は、妊娠した女性の姿を表した字とも言われ、
いのちを宿し、生かす場という意味があったようです。
そこから、「からだ」を「身体」と書くのが一般的になったようです。
この中では
「身」が意味的にはいいかな~
と思うのだけど、
男性の「からだ」が省かれているようでかわいそう。
「身体」はずっとピンとこないできました。
「からだ」はひとつながりのものという感覚が強いから、
2文字になるとなんだか落ち着かない。
動きの主役は骨と言ってきたから、
「體」はその通り!
それを感じていた昔の人の体感覚は素晴らしい!
と思うのだけど、
毎度これを使うとなると、
コダワリ強すぎる気もして、自分が引く。
ドンピシャの字がないなら、
ひらがなの「からだ」がいいかなとなるけど、
たとえば「優しいからだ」と書くと、
「優しい“から”だ」
と読めてしまうことがある。
ということで、
いろんなこだわりを捨てて、
これまで私はシンプルに
基本は「体」と表記してきました。
でも、体の探究をしているうちに、
「つくり」の「本」が、
木が大地に根を伸ばして立っている姿に見えてきた。
体は、人が木の立ち方を学びながら、
木とともに立っている姿。
そんな風に見えてきたのです。
だから、私にはこの字が、
私の「からだ」をスッキリ立たせてくれる。
そんな字になっていったのです。
そして、さらに「からだ」は「体」でいこうと心を強くしたのは、
高橋朋宏さんの言葉でした。
高橋朋宏さんは通称「タカトモさん」。
『人生がときめく片づけの魔法』をはじめ、
数々のミリオンセラーを出してきた稀代の編集者です。
彼の本質、本気、本来、本音、根本……
すべてに「本」がある。
本とはそういうものである、
という考えに惹かれて、
2019年に、彼が校長をする出版ゼミ
「ブックオリティ」に一期生として参加しました。
そして、卒業後のやり取りの中で、
「小松さんと話していて、
いまさらながら気がついたのだけど、
体って、ニンベンに『本』……。
人間の本質は『体』なんですね」
と言われたのです。
以来、私は、
人の本質を知りたくて、
歩くことを通して、「体」の探究をしてきました。
そして、35年にわたる探究の末に感じているのは、
この「体」に秘められた豊かさです。
どんな豊かさかについては、
まだ言葉にならない部分があるのですが、
「体」は旧字体の「體」では足りない。
「軆」と表したい!
そう感じています。
「軆」は、
中国の漢の時代から使われていたとも言われる異体字です。
まあ、これも毎度「軆」を使うとクドイので、
いつもは「体」で、
ここぞというときに「軆」でいくつもりです。
では、では、
引き続き、「軆」を愛でていくとしましょうか!
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
らせん流
小松美冬
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ご参加いただけます。
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江夏香織さん
https://youtu.be/UcT8qqc1q0Q
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今一般的に使われている「体」は、戦後の新字体で広まったもの。
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また、肉体を「からだ」というのは明治以降で、
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いのちを宿し、生かす場という意味があったようです。
そこから、「からだ」を「身体」と書くのが一般的になったようです。
この中では
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と思うのだけど、
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「からだ」はひとつながりのものという感覚が強いから、
2文字になるとなんだか落ち着かない。
動きの主役は骨と言ってきたから、
「體」はその通り!
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木が大地に根を伸ばして立っている姿に見えてきた。
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木とともに立っている姿。
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だから、私にはこの字が、
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そして、さらに「からだ」は「体」でいこうと心を強くしたのは、
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高橋朋宏さんは通称「タカトモさん」。
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人間の本質は『体』なんですね」
と言われたのです。
以来、私は、
人の本質を知りたくて、
歩くことを通して、「体」の探究をしてきました。
そして、35年にわたる探究の末に感じているのは、
この「体」に秘められた豊かさです。
どんな豊かさかについては、
まだ言葉にならない部分があるのですが、
「体」は旧字体の「體」では足りない。
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そう感じています。
「軆」は、
中国の漢の時代から使われていたとも言われる異体字です。
まあ、これも毎度「軆」を使うとクドイので、
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最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
らせん流
小松美冬
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