らせん流メルマガ バックナンバー
日時 | タイトル |
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2023/05/11(木) 17:00 | 運動が苦手って、どういうこと?/らせん流/小松美冬 |
○○さん
こんにちは。
小松美冬です。
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先週、野良仕事にうつつを抜かし、メルマガ、予告なしにサボりました。失礼しました。さて、第116号は運動が苦手「という」中学生の個人レッスンで気づいた大切なこと。
【運動が苦手って、どういうこと?】
ゴールデンウィークに、久しぶりに野外でパーソナルレッスンをしました。
お相手は、中学生の男子と彼のお父さん。
お父さんとある会で知り合ったことがご縁でした。
お父さんによると、「息子がとんでもなく運動が苦手でして、このままでは健康が心配なんです。生き物が大好きで、魚や虫を捕る時は素早い動きをするんですけど、体育は苦手で」ということでした。
これまで運動が苦手で・・・、というオトナの方、らせん流のワークショップに何人もいらっしゃいました。
一番切実な方は「小学校から体育の授業は、もう公開処刑のようでした」と。そこから始まった運動嫌いのために運動不足になり、それが原因で体調不良になったという方もいました。
でも、やってみると体育会系バリバリの方より、運動が苦手という人の方がらせん流の動きをすんなり受け入れてくださる。
地獄の苦しみだったというランニングも「え?! こんなに楽で気持ちいいことだったんですか!?」ってなってくるんです。
なので、私はほぼほぼ心配していませんでした。
というより、虫や魚を捕る時は素早く動くというのですから、むしろ楽しみでしかありませんでした。
レッスンでしたことは、
・足の骨格模型を見ながら自分の足を触り、その前後で足の上がりやすさの変化を感じる。
・大腿骨の骨格模型を持って、大腿骨がどう動いたらラクかを探る。
・体育でやってきた膝屈伸、アキレス腱ストレッチと、体に訊いて体が動きたいように動く「らせん流膝屈伸」、「らせん流アキレス腱ストレッチ」を比べ、どっちが歩くのがラクかを感じる。
・ヤンキー風に歩くのと、まっすぐきちんと歩くのと、どっちがラクかを感じる。
・前に進もうとするのと、上に進もうとするのでは、どっちがラクかを感じる。
・キャッチボールで豆状骨を意識するのとしないので、何がどう変わるかを感じる。
「~ねばならぬ」は一切なし! ただラク、気持ちいいはどっち?を感じていくだけ。
すると、2時間のレッスン後半、息子さんは全身が柔らかく連動した、愉し気でラクそうな歩き方をはじめたのです。側弯気味だった背骨も真っすぐに立ってきました。
「走ってみようか」と言わないのに、自ら走りだしました。
さらには「ちょっと森の中を一回り歩いてきていいですか?」。
もう動きたくてしょうがない様子でした。
キャッチボールでは、自ら「これは豆状骨の意識アリ、これはナシ」を言って投げてくる。捕りにいく。
アリで投げると、コントロールがよくスピードも速くなる。
アリで捕ると、手だけでなく足から出てラクに捕れる。
なんて違いも見事に分析しながら楽しんでるんです。
「他人との比較禁止」がらせん流の掟ですが、ここは提案者自ら掟を破っちゃいます(笑)。
息子さんのことを心配し、運動が苦手ではなかったというお父さんより飲み込みが早かったのです。
最後に「これからは体育の時、バレないように小さめに全身が連動する動きをするのも手だよ」と言うと、「それをするには、号令が早すぎるんです」。
ああ、そこか・・・。もういい加減「イッチニッサンシッ」の号令、見直しましょうよ!
レッスンの後、お二人は近くの小川に魚捕りへ。
途中までご一緒して息子さんの動きを見ていると、魚を見つけ、捕りにいくときの動きが速い、速い!
「網の柄を持つときも豆状骨を意識するとラクだよ」とアドバイスすれば即実践。
歩きながら「前でなく、上に進むのを忘れないでね」というだけで、すっと全身がつながったラクな歩き方に戻る。
この日以来、「運動神経が苦手って、どういうこと?」、そんな問いが私の頭の中で居座っています。
今浮かぶ答えのひとつは、運動が苦手という方には、本来全身で動くように創られている体を部分で動かすのが苦手。
さらにはそれをつなげるのが苦手。
つまり体育の授業で求められる動きが苦手。
自分の体を感じる力がしっかりあるので、外からの号令に合わせるのが苦手という場合が多いのでは?という仮説です。
もしそうだとしたら、全身連動する力、体を感じる力は、生きていくうえで体育の成績より大切だと、私は考えます。
今後、「運動が苦手で悩んでいる子ども&オトナ」対象のレッスンも積極的にやりながら、この仮説がどうなのかを見ていきたいと思います。もし、そのような方がいらしたら、ご連絡、お待ちしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ランニングセラピスト
小松美冬
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これまで運動が苦手で・・・、というオトナの方、らせん流のワークショップに何人もいらっしゃいました。
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でも、やってみると体育会系バリバリの方より、運動が苦手という人の方がらせん流の動きをすんなり受け入れてくださる。
地獄の苦しみだったというランニングも「え?! こんなに楽で気持ちいいことだったんですか!?」ってなってくるんです。
なので、私はほぼほぼ心配していませんでした。
というより、虫や魚を捕る時は素早く動くというのですから、むしろ楽しみでしかありませんでした。
レッスンでしたことは、
・足の骨格模型を見ながら自分の足を触り、その前後で足の上がりやすさの変化を感じる。
・大腿骨の骨格模型を持って、大腿骨がどう動いたらラクかを探る。
・体育でやってきた膝屈伸、アキレス腱ストレッチと、体に訊いて体が動きたいように動く「らせん流膝屈伸」、「らせん流アキレス腱ストレッチ」を比べ、どっちが歩くのがラクかを感じる。
・ヤンキー風に歩くのと、まっすぐきちんと歩くのと、どっちがラクかを感じる。
・前に進もうとするのと、上に進もうとするのでは、どっちがラクかを感じる。
・キャッチボールで豆状骨を意識するのとしないので、何がどう変わるかを感じる。
「~ねばならぬ」は一切なし! ただラク、気持ちいいはどっち?を感じていくだけ。
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さらにはそれをつなげるのが苦手。
つまり体育の授業で求められる動きが苦手。
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もしそうだとしたら、全身連動する力、体を感じる力は、生きていくうえで体育の成績より大切だと、私は考えます。
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